競馬で勝つために馬を見る人は多いですが、騎士まで見ているでしょうか。投資競馬で儲けるためには、馬だけでなく騎士を見ることも重要です。

騎士を見る重要性

どんなに優れた乗り物でも、操縦する人の技術がなければその乗り物の性能を十分に発揮することができません。

たとえば車の場合、運転免許証がなければ運転の仕方がわからず、スピードをだせたり、小回りがきいたりなど優れた性能を持っている車であっても、その機能が十分に生かされません。車の操作方法を知っていて、さらに技術もあるからこそ、その車のよいところが引き出されます。

競馬の場合もこれと似ていて、どんなに優れた馬であっても騎士がそれを操縦する力がなければ馬の力が発揮されません。

馬はレースの最初から最後まで全力で走れるのではなく、騎士がペース配分を考えてスタートからゴールまで走り切っています。騎士のいうことを聞いてくれるか、どのようなペース配分にするのか、馬の力を十分に発揮できるか、こういったことは騎士の力にかかっています。
馬だけを見るのではなく、騎士も見るとより深みが増します。

有名な騎士

有名な騎士としては、武豊、福永祐一、岩田康誠、戸崎圭太などがいます。外国の騎手がJRAの短期免許を取得することは難しく、これをクリアしているということはそれだけの実力があると考えられます。
そのため、毎年外国人騎手が高い勝率を出しています。

JRA(日本中央競馬会)のホームページでは、騎士の情報を公開しています。「騎士・調教師データ」という部分をクリックし、次に「リーディング」という部分をクリックすると、騎士の勝率や通算勝利数などを確認できます。

1着、2着、3着などが何回あったのかということも記載されているので、そういったデータを総合的に判断してみるとよいでしょう。

馬との相性

優れた馬と優れた騎手がそろえば優れた結果を出すとは限りません。
馬と人間には相性があります。
車のような機械なら、優れた技術を持つ運転手が操作することでその力を十分に発揮できることでしょう。
しかし、馬は機械ではなく生きている動物です。そこには感情があり、騎士との相性があります。騎士が変わったことで成績を上げたというケースもあります。

騎士の実力を見ることも大切ですが、馬との相性も関係しているので、この点も考慮してレースを予想してみましょう。

騎手のことをいろいろ知っていると、投資競馬はもっと楽しくなります。